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    見慣れたこと

    Posted by 小笠原清基(おがさわらきよもと) on 19.2023 日記   0 comments
    見慣れた光景に別の物があると

    違和感を感じるものです。

    つまり、見慣れた光景であるからこそ違和感が生まれます。

    いつもいつも違う光景であれば、そこに違和感は出てきません。

    稽古とは違和感を持つことだと思います。

    当流では

    他人を大切にする前に自分を大切にする

    と言います。

    これは、自己中心的であるということではなく、自分を律するからこそ他人を大切にできるのだということです。

    自分を律すれば、自ずと同じような光景がでてきます。

    だからこそ、違和感として映り、また、必要とされていることができるのだと思います。

    気が付かないのは、技術を求める稽古しかしないからではないだろうか。

    本当の意味での稽古をしてほしい

      

    プロフィール

    小笠原清基(おがさわらきよもと)

    Author:小笠原清基(おがさわらきよもと)
    1980年生まれ。
    弓馬術礼法小笠原流31世小笠原清忠宗家の長男。
    3歳で稽古を始め、小学5年で鎌倉の鶴岡八幡宮で流鏑馬神事の射手を務める。
    大阪大を卒業後、筑波大大学院にて神経科学博士を取得。「家業を生業にしない」という家訓があり、現在製薬会社の研究員。
    NPO法人小笠原流・小笠原教場 理事長
    一般社団法人日本文化継承者協会 代表理事
    一般社団法人蛍丸記念刀剣文化遺産伝承会 顧問
    日本女子体育大学弓道部 監督

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